ブルーム盛期における麻痺性貝毒原因プランクトンAlexandrium tamarense の日周鉛直移動,環境要因および細胞毒量の変化
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
Alexandrium tamarense 赤潮が確認された 2007 年春期に堺出島漁港で昼夜観測を行い,日周鉛直移動と環境,細胞毒量の変化を調査した。日中,遊泳細胞は表層に集中分布したが,日没後分散し,底層で密度が増加した。夜明け後は再び表層で増加しており,日周鉛直移動が確認された。細胞の毒組成に変化はなかったが,細胞毒量は日没以降夜明けまで増加傾向であった。このことから毒は夜間に蓄積すると推察され,高毒細胞が鉛直移動することで深所に分布するアカガイ等で貝毒のリスクが高くなることが示唆された。
論文 | ランダム
- 胃洗浄 (特集 中毒をめぐる最近の動向;日本中毒学会の推進する診療標準化案を中心に) -- (急性中毒の標準治療 消化管除染)
- 人工心肺の原理と最新技術動向 (決定版 病棟必携! カラーで診る 補助循環マニュアル--基礎知識から最新の動向まで) -- (人工心肺)
- トラブルパターンから学ぶME機器の安全(第4回)人工心肺装置(CPB)
- 情報系パッケージ調査研究
- 筋萎縮性側索硬化症入院患者のQOLの実態 (第1回中国四国地区国立病院機構・国立療養所看護研究学会--患者様の目線にたった看護を目指して)