広島県東部海域における溶存態無機窒素動態とノリの色落ちへの影響
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概要
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2004 年 4 月〜2008 年 3 月に,広島県東部海域で溶存態無機窒素(DIN)の動態調査を行い,1〜3 月に慢性的に起こるノリの色落ちの原因について考察した。この海域では 12 月頃より西部から東部にかけて次第に高塩分化し,一方で東部に形成される河川水由来の低塩分水塊が西部まで達しなくなることがわかった。このような海況の変化と区画漁場内での DIN およびノリ色調の分布から,本海域のノリの色落ちは,河川水流入の減少と西から東への水塊の移動によって,河川由来の DIN がノリ漁場へ到達しにくくなることにより起こると考えられた。
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