総腸間膜症にともなうS状結腸間膜ヘルニアに,盲腸捻転を合併し,イレウスを発症した1例
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概要
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症例は33歳女性.腹痛,腹部膨満感を主訴に来院.腹部CT検査で下行結腸の左背側で盲腸軸捻転と思われる所見が認められた.注腸造影検査でS状から横行結腸が右側に偏位し,先端は高度狭窄していた.以上より左後腹膜腔へ内ヘルニアした盲腸が軸捻転したと診断し,緊急手術となった.手術にて総腸管膜症が確認され,盲腸はS状結腸間膜より穿通,捻転していた.本例は非常にまれな病態であり,報告する.
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