妊娠中に肝転移巣が急速に増大し,出産後の化学療法が著効した胃内分泌細胞癌の1例
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
症例は28歳女性.1997年に多発性肝転移をともなう胃内分泌細胞癌と診断,胃原発巣と肝転移巣切除,化学療法により2002年以降再発はなかった.2004年2月(妊娠第28週)に直径3cmの肝転移巣が明らかとなり,出産後には約10cmまで増大したが,全身化学療法により著明に縮小した.胃内分泌細胞癌の肝転移巣が妊娠中に増大した報告はまれで,転移をともなう進行胃癌の術後に妊娠·出産を経験した貴重な症例と考え報告する.
論文 | ランダム
- 争議行為の権力的規制
- 胃体上部癌の診断に就て
- 合同労働組合の法理--実定労使関係法をめぐる諸問題
- 新聞記事索引の開発 (「新聞のあゆみ」展示会にちなんで)
- 網野誠氏提出学位請求論文「西独乙被用者経営参加法論」審査報告