眼窩吹き抜け骨折
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
眼窩吹き抜け骨折は遭遇することの多い疾患であるが,治療方針には議論が多い。通常,受傷後2週間程度経過観察されるが,外眼筋が絞扼している場合や画像上多量の眼窩内組織の逸脱があり受傷直後から眼球陥凹をきたしている場合は,早期に手術に踏み切るべきである。整復術は鼻腔や副鼻腔から内視鏡を用いることにより,多くの例で良好な結果をあげることができる。しかし中には眼球陥凹が残る場合もあり,眼窩底の再建を要する場合もある。眼科や形成外科とも連携して,受傷後適切な時期に手術適応を決め,画像所見と眼科的検査から病態を十分把握して手術に臨み,病態に応じたアプローチ法を選択することが必要である。
論文 | ランダム
- 要介護老人介護者の介護負担感-Zarit 介護負担感スケール日本語版試案の信頼性
- 準一様格子を用いた全球雲解像大気モデルの開発とそれによる熱帯対流雲集団のシミュレーション : 2007年度日本気象学会賞受賞記念講演
- P440 正20面体準一様格子モデルNICAMにおける空気密度と整合性のあるトレーサ移流スキーム : CO_2輸送実験への有用性の評価
- 23.在宅高齢者における拡大ADLの3年後の変化(大腿骨頸部骨折2)
- 拡大ADL尺度による機能的状態の評価 : (1)地域高齢者