熱分解ガスクロマトグラフィーによるノボラック/ヘキサメチレンテトラミン系硬化樹脂の橋架け構造の分析
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概要
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熱分解ガスクロマトグラフィー(PyGC)により,ノボラック/ヘキサメチレンテトラミン(HMTA)系硬化樹脂の橋架け構造の分析を検討した.メチレン結合のオルソ率(OR)と分子量が異なる種々のノボラック分別樹脂を試料に,熱分解温度670℃ で生成するフェノール及びメチルフェノール類の量をガスクロマトグラフで定量した.熱分解成分の組成と樹脂の構造に相関を見いだし,PyGCの結果からOR並びにメチレン/フェノールユニットのモル比(M/P)を算出する関係式を得た.本分析法によりハイオルソノボラック/HMTA系硬化樹脂及びランダムノボラック/HMTA系硬化樹脂を分析して,ハイオルソノボラックに比べてランダムノボラックはHMTAと効率良く反応することを示した.
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