圧力振動が与えられた分岐流路中の気泡の移動特性
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概要
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圧力振動場におけるshear-thinning性流体流れにおける気泡の移動特性を調べた.shear-thinning性流体中の気泡上昇速度が圧力振動によって促進されることは,石英セルを用いた圧力振動実験により岩田らによって報告されている.この方法の特徴は,気泡周りの流体の剪断流れ場を周期的に継続的に発生させ,気泡近傍の流体の剪断粘度を低下させることである.この手法を,流通系に適用することを試みた.分岐流路の上流側と下流側に設置されたバルブの絞りと,テストセクションの下部より膜を通じて振動を与えることにより圧力振動を与えた.気泡は,流路中に設置された電極より電気分解により導入した.ストロボライトの照射を用い,気泡の軌跡を観測した.その様子を高解像度ビデオカメラにより撮影した.圧力振動を与えることにより,気泡の上昇速度が促進することがわかった.さらに,流路中にトラップ気泡を導入することにより,脱泡される気泡の軌跡が変化し,脱泡性能が向上することが示された.
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