全炭化したCFRPの損耗挙動に関する研究
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概要
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軽い熱防御材料は,アブレータを完全に炭化するまで使用することで実現できる.今回,研究対象としたアブレータは,2層式の完全炭化型の炭素繊維強化フェノール樹脂(CFRP)である.アブレータ母材は,炭化材と比較して重い.したがって,母材層を残す従来の設計手法を採用したアブレータは,完全炭化させたアブレータと比較して重くなる.本研究において,全炭化させた2層式アブレータの表面温度は,従来法と比較して大きくなることが確認された.しかしながら,全炭化させた2層式アブレータの表面損耗量は,従来法と大差がなかった.これは,拡散律速領域(700Kから3000K)において,表面損耗量が表面温度の増減に強く影響されないためと考えられる.
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