X線CT法を用いた破損ジオメンブレンからの地盤内漏水可視化実験
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概要
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最終処分場で適用されるジオメンブレンは、埋立施工時において廃棄物運搬車両による繰り返し荷重や日射光による熱応力の発生によって劣化・破損する。ジオメンブレンの破損形状や直下の地盤条件に依存して、処分場からの漏水量は変化する。本研究では、まず現象の把握を目的として、ジオメンブレンからの漏水問題を対象とした模型実験を実施し、X線CTスキャナを用いてジオメンブレン直下の漏水現象を可視化することにより、ジオメンブレンの破損形状と漏水領域について考察した。
- 国際ジオシンセティックス学会 日本支部の論文