N 型糖鎖の構造解析の軌跡
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概要
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この半世紀の間に複合糖質の糖鎖構造の解析は非常な発展を遂げた。糖タンパク質中の GlcNAc-Asn 結合が明らかにされてから,ほどなくして N 型糖鎖に共通なコア構造も解明された。それに引き続き,様々な化学的,酵素学的な方法を伴った標識糖鎖のクロマトグラフィーによる分離を利用した細やかな構造研究により,数百もの構造が明らかにされた。高速液体クロマトグラフィーや核磁気共鳴のような機器分析の進展は構造解析のプロセスにおいて不可欠であった。特にハイスループットな構造決定において異なるモードの質量分析が今や必要となっている。より多くの構造が知られるにつれて,データベースの重要性も増大している。こうした進展はすべて,グライコミクスやプロテオグライコミクスの分野の発展に貢献している。
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