腰椎変性すべり症に対するpedicle screw併用後側方固定術の長期成績
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概要
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腰椎変性すべり症に対するpedicle screw併用後側方固定術後9年以上経過し,直接検診できた31例(男10例,女21例,平均手術時年齢59.8歳,平均観察期間10.8年)を対象として長期成績を調査した.骨癒合率は100%であったが,術後得られた矯正位は保持されていなかった.平均改善率は54.1%であった.術後経過としては,隣接高位問題にて再手術を要した6例(再手術前平均改善率10.6%),隣接高位関与症状あり7例(平均改善率24.2%),隣接高位異常可動性あるも関与症状なし5例(同64.6%),隣接問題なし13例(同66%),と隣接高位問題に呼応して成績が分かれた.前2者の成績不良群には観察時固定角が小さい,後弯位すべり型が多いなどの傾向があり,小さな固定角や後弯位すべりは固定隣接高位問題の危険因子の1つではないかと示唆された.
- 日本腰痛学会の論文
著者
-
芝 啓一郎
独立行政法人労働者健康福祉機構総合せき損センター整形外科
-
森 英治
独立行政法人労働者健康福祉機構総合せき損センター
-
芝 啓一郎
労働者健康福祉機構 総合せき損センター 整形外科
-
森 英治
労働者健康福祉機構 総合せき損センター 整形外科
-
芝 啓一郎
総合せき損センター
-
芝 啓一郎
国立善通寺病院 整形外科
-
森 英治
労働者健康福祉機構総合せき損センター 整形外科
-
芝啓 一郎
総合せき損センター整形外科
-
森 英治
労働者健康福祉機構総合せき損センター整形外科
-
芝 啓一郎
労働者健康福祉機構総合せき損センター整形外科
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