小中学校における人類学教育
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概要
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義務教育課程における人類(ヒト)に関する学習は,「人類学」としての単元がないので,まとまった体系的な学習は行われていない。平成10年12月の中学校学習指導要領の改定で理科の授業時間が減少して内容から進化が消えたため,人類に関する学習は動物の学習や地学分野の化石の学習の中で発展的な内容として取り上げられている程度である。人類についての子どもの興味関心は高いが,分断的に学ぶしかない現状では教材化も十分進んでいるとは言えない。「どこで」「何を」「どのように」教えるのかが実践的な課題になる。近年,人類学に関する情報は以前よりも豊かになっている。テレビ番組や出版物も多く,さらにコンピュータソフト,標本なども手に入りやすくなった。それらを活用してダイナミックに楽しく人類の進化について教えたい。子どもたちは自分のことについて関心を持って学ぼうとしている。
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