高等学校の化学実験を題材とした教育支援システムの対象世界モデルについて
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概要
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高等学校の化学実験では、現象を観察するとともに、その背景にある原理や法則性を理解することが重要である。これを支援するためには、教育システムには仮想実験室において現象を再現する機能と、そこで成立する原理や法則性について説明や対話をする機能が必要になる。そのためには、システムは現象を再現でき、かつ説明や対話に利用可能な対象世界モデルを持つ必要がある。本稿では、このような教育支援システムに必要な機能を整理し、それを実現するシステム構成を示し、我々が開発したシステムの対象世界モデルの例を示す。
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公益社団法人 日本化学会・情報化学部会 | 論文
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