工芸品製造企業における暗黙知経営 : 中国と日本の事例から
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概要
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本研究は、工芸品製造業という通常の工業製品製造業に比べ中核技術において製造担当者の暗黙知が比較的大きな比重を占める分野をあえて選択し、製造企業の経営品質が特にどのような点に依存しているかを考察したものである。具体的には、中国上海における玩具製造企業と、日本の徳島における料亭での「つまもの」製造企業の活動を比較分析し、暗黙知中心の知識経営企業における組織運営の特長として、特に外部からの暗黙知移入に果たすリーダーシップの重要性を抽出した。そうした特長は、暗黙知経営という特質に大きく依存するものと考えられるが、知識社会といわれる今日の一般の製造業企業においても、大なり小なり暗黙知経営を考慮することが必要と考えられ、こうした従業員の暗黙知に特に強く依存する分野での分析が何らかの示唆となることを期待する。
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