江戸東京博物館の資料情報システム
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概要
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江戸東京博物館のコンピュータシステムである「資料情報システム」について, その開発経過と広義の資料管理サポート業務を中心として説明する。当館の資料情報システムの特徴は資料を自館の管理物とする前からデータ入力が開始され, その後の資料利用に際してさまざまな業務支援をおこない, 業務履歴を記録していくことである。静止画像の提供もその一環としての位置づけである。しかし博物館のシステム構築にあたっては業務上でのコンピュータの必要性がどこまで認識されているかによって, その後の稼働を大きく左右すると思われる。