国際医療用語集SNOMED-CTの成立と概要,日本への影響
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
SNOMED-CT(Systematized Nomenclature of Medicine-Clinical Terms)は,30万8,000概念,77万7,000用語から成る,医療分野において最も大きな用語集の1つである。広範囲であり,同義語,階層構造から成る多軸構造を持ち,意味リンクによって,概念同士が関連付けられている。現在は,IHTSDOという国際機関によって管理され,半年に1回,英語版とスペイン語版が更新されている。本稿では,このSNOMED-CTの概要を紹介し,このような巨大用語集ができた経緯と,日本との関係を解説する。
著者
関連論文
- 国際医療用語集SNOMED-CTの成立と概要,日本への影響
- 小児看護学実習における"子どもの安全をまもる"教育;「転倒・転落の事故防止」の教材開発と学習効果
- 診療看護サービスのマネジメントに有用な電子経過表と看護関連マスタの設計
- 在宅移行期にあるクライアントに提供されている看護ケアの本質的構造
- 在宅移行期にあるクライアントに提供されている看護ケアの本質的構造
- 外来待合における患者呼び出しのためのページングシステムの評価
- 看護情報を電子的に交換するための項目集の開発と試験実装
- 施設間での看護サマリーの電子的交換に関する研究 : 医療機関がもつ記録における看護サマリー情報の記載の状況
- 病院から在宅へと移行するクライアントの看護に必要なデータ項目セットvervionαの開発と評価
- JANS論文データベースの活用 : Directions for Use of JANS Literature Database System
- 病棟における看護のオブジェクトモデリングの試み : 新たな看護情報環境の構築に向けて
- 看護サマリーネットワークシステム構築のためのサマリーデータ構造化および意味づけの試み
- 看護サマリーの電子的交換項目セットの開発 : 厚生省データ項目セットの適用と評価
- 施設-在宅間の看護の継続に必要な看護サマリーの構成要素
- 施設-在宅間の看護の継続に必要な看護サマリーの構成要素
- 長寿科学用語シソーラスの作成及びそれを利用した検索システムの開発
- 電子カルテ:臨床における記録の電子化の影響 (特集 看護情報学が看護・医療の何を変えるのか)
- ICNPをもっと理解するために(2)SNOMEDとICNP
- インターネットから利用できる文献検索グループワークシステムの構築とその評価
- 看護記録電子化への見取り図--その課題に焦点をあてて (特集 電子看護記録の時代へ)
- EBNと文献データベース : 看護文献データベースの構築
- 日本看護科学学会における情報発信構想と研究支援
- マルチメディア教材を用いた糖尿病患者教育指導システムの評価
- メーカーとの接し方の基本とコツ (総特集 電子カルテ時代の看護記録--この一冊でシステム導入の基本とコツがわかる) -- (電子カルテ導入時に看護職が知っておくべきこと)
- コンピュ-タ-による看護記録を考える (焦点 看護記録はいつ,どう書くか) -- (看護記録の電子化)
- Today's Focus 知っているようで知らない 電子カルテQ&A
- フロントライン 「看護」を表現する看護実践国際分類(ICNP)
- 焦点 電子カルテと個人情報保護--学生に電子カルテの教育をするにあたって
- 情報技術が示す医療現場の未来像 (特集 医療・看護技術の進歩と現代の看護)
- 電子カルテとは--病院現場で何がどのように変わるのか (特集 電子カルテ化の可能性)
- 電子カルテ導入の意義 (特集 電子カルテで看護はこう変わる--導入病院の現状と成果)
- ICNPをもっと理解するために(最終回)ICNPバージョン1について
- 招待席(20)鳥羽克子さん(聖路加国際病院医療情報管理科科長) 「記録」に悩むあなたへ--患者に開かれた医療情報管理へ向けて
- 看護サマリー標準項目集βバージョンの開発過程
- 病院内の看護情報項目の標準化と入力インターフェースの開発
- 痛みの訴えをどう受け止め,理解するか (特集 患者とともに進める痛みのケア)