結核菌の細胞学的研究 : 第III報 核の消化法
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概要
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Mycobacterium 607 の培養24時間, 48時間のものを DNase, RNase, DNase+RNase で, 10分, 30分, 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7時間処理し, 乾燥または 1N HCl ではたらきをとめ, ゲンチアナ紫, Feulgen 染色などによつて核の変化を観察した. また, 電子顕微鏡による観察もおこなつた. 温度は, DNase の場合は 36〜37°C, RNase の場合は 52〜60°C であつた.DNase によつて核は消化され, ゲンチアナ紫, Feulgen 染色によつて染らなくなり, RNase によつては菌体は多少変形する.また, DNase によつて, 核中の DNA は細胞質中にとけ出すもののようである.核は DNA をふくみ, 高等植物の核に匹敵し, 細胞質中には RNA があると思われる.
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