タイ北部Chiang Mai県およびLamphun県における食用野生植物の利用とその伝統知識に関する調査報告
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概要
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2005年11月にタイ王国北部のChiang Mai県の14市場および2村落、Lamphun県の4市場において食用野生植物の調査を実施した。本調査において確認された食用の野生植物は26科45種にのぼった。ただし、これらのうち8種については同定には至らなかった。これら食用野生植物のうち28種が樹木に由来するものでありうち16種が葉、1種が枝、8種が花・花序、4種が種子・果実・莢を利用していた。また草本植物は14種と樹木より少なく、うち9種が茎葉を、5種が花・花序(茎葉を含む場合あり)を利用するものであった。これら食用野生植物のうち25種について何らかの健康効果についての情報が得られた。
- 信州大学農学部の論文
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