城下町の庭園と庭園を結ぶ水路の特性
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概要
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城下町における庭園の池は,一般的には,屋敷外の水路から水を引き入れ,そして水を戻している。しかし,上にある隣家の池から水をもらい,下にある隣家の池に水を流す水路システムを持ち,現存している城下町がある。長野市松代町,群馬県甘楽郡甘楽町小幡,福岡県甘木市秋月がそうである。三城城下町の水路システムを比較し,それぞれの特徴を明確にすることが本研究の目的である。その結果,水路の目的,範囲などがそれぞれ全く異なることが明らかとなった。いずれも貴重な水路であり,保全に努めるべきであることが示された。
- 信州大学農学部の論文
信州大学農学部 | 論文
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