低あるいは高タンパク質飼料を摂取したニワトリにおけるアンモニアの吸収
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概要
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メッケル憩室を中央部に持つ長さ10cmの腸管サックに,2mMの酢酸アンモニウム液を2ml注入し,5%あるいは20%タンパク質飼料を摂取したニワトリにおけるアンモニアの吸収を比較した。アンモニア注入後,腸間膜静脈血のアンモニア濃度は両飼料区において増加し5分時にピークとなり,その後減少して30分時には元のレベルに戻った。また腸管膜整脈血と心臓血のアンモニア濃度差も,腸管膜整脈血のアンモニア濃度と同様の経時的変化を量飼料区で示した。一方腸管腔に注入したアンモニアは,5%および20%タンパク質飼料を給与したニワトリにおいて,それぞれ97%および93%が30分間に消失した。
- 信州大学農学部の論文
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