ネパ-ルにおける乳製品の種類とその製造法〔英文〕
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
ネパールは国土は狭いが数多くの部族を擁した国家である。この部族の多彩さは食物と食餌習慣に大きな多様性をもたらし,乳や乳製品の利用と製造法にも際立った特徴が認められ,素朴さの中に豊かな独創性を窺うことが出来る。一般的に言って,ネパールの乳製品は長い歴史を有し,多彩な乳製品は発酵型と非発酵型に大別される。代表的な発酵型乳製品として,それぞれヨーグルト,バター油,チーズの一種であるダヒ(dahi),ギー(ghee),チュルピー(churpi)が挙げられ,また代表的な非発酵型乳製品として乳を濃縮固化したコア(khoa)が挙げられる。本報はネパールにおけるそれら代表的な乳製品の製造法について筆者らがネパールの各地で調査し,得られた知見をもとにまとめたものである。
- 信州大学農学部の論文
信州大学農学部 | 論文
- カラマツ人工林における個体間競争が直径成長と枯死に及ぼす影響
- 信州大学農学部野辺山キャンパス植物目録
- 水辺環境の保全を目的とした構内ビオトープの造成
- 伊那周辺における鳥類相とその多様性に及ぼす林道の影響
- 未熟スイートコーン種子から―新生理活性グルコシドZeaninの単離