カトマンズ盆地における乳牛の種類と牛乳の需要〔英文〕
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概要
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ネパール全人口の%が住むカトマンズ盆地はカトマンズ・パタン・バドガオンの古都を擁するこの国最大の都市圏である。近年,人工の増加に加え,観光客の激増,国民所得とミルク栄養に関する知識の向上によって,牛乳の需要は年毎に高まっている。この地域で飼育されている乳牛はJersey,Local SiriおよびBuffaloの3種に主に限られ,泌乳量の多いBuffaloがその飼育頭数を増す傾向にある。生産された牛乳の販売には生産者から直接消費者へ販売される方法と官営のDairy Development Cooperation (D.D.C.)が買取り,加工して市販する方法とがあるが,現状では前者による流通量が圧倒的に多い。しかし,ネパールにおける酪農ならびに乳業の今後の振興に対しD.D.C.の果す役割が大きいことは言うまでもない。
- 信州大学農学部の論文
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