健康意識調査を介した学校薬剤師のあり方の検討
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概要
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学校薬剤師は地域に応じて活動内容が異なっており、学校との関わりについて認識の違いがある。そこで、学校薬剤師の活動の実態および学校への関わりに対する認識の違いについて意識調査を行った。埼玉県薬剤師会の協力を得て、無記名・自記式のアンケートを行い、272名から回答を得た。学校薬剤師の仕事への満足度は「満足である」と66%が回答し、「満足していない」との回答は34%であった。学校薬剤師の認識については、小学校22%、中学校10%、高等学校18%の生徒に「学校薬剤師は認識されていない」との回答であった。また、今後の学校薬剤師の活動に加えた方がよいと思うことについては「薬教育への参画」「食育に関すること」「定年制を取り入れる」などであった。以上のことから、学校薬剤師は薬物乱用防止教室や薬教育などの機会を利用し、学校教員とともに学校薬剤師の認識を高めるための工夫が期待される。
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