大学生における友人関係の類型別による感情表出の違い
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概要
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大学生の感情表出は,友人関係のもち方によっていかに異なるのか,さらにそれが精神的健康にどのように関与するのかを検討した。その結果,男性においては,感情を表出するにあたり,他者との関わりを気にしたり,避けたりする傾向の強い友人関係を取ることが精神的健康を低下させる可能性があるということが明らかになった。また,女性においては,感情表出をするにあたり,どの友人関係の類型においても,人間関係を重視してしまうことが精神的健康を低下させる可能性があるということが明らかになった。また,男女ともに,感情表出が精神的健康に良い影響を与えるということは明らかにされず,負の影響が示された。
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