発達障害学生の修学支援上の問題とその支援
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概要
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広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害の学生(以下、発達障害学生)は、基本的には、知的な遅れを伴わないために、本人の学ぶ意欲と高等教育を受けられる能力がクリヤーされれば、大学で学ぶことができる。本稿では、我が国の障害者施策の動向を中心に発達障害学生の修学支援上の問題とその支援を述べた。まず、ここ10年間における発達障害学生に関連する施策の動向を概観し、大学の入り囗の問題として入学試験に関連する話題を取り上げ、次に障害学生支援の取組例として愛知教育大学を紹介した。今後、発達障害学生の修学支援上の問題やその支援を考えていくことが、我が国の将来の高等教育機関の教育の質保証に繋がっていくことを述べた。
- 愛知教育大学保健環境センターの論文
- 2013-12-31
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