集落ぐるみのサル追い払い実施集落の住民活力に関する考察
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概要
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野生獣による農作物被害の中でも、ニホンザルによる被害は大きく有効な対策は少ない中で、有効な被害対策として集落ぐるみのサル追い払いがある。集落ぐるみのサル追い払いを実施するには集落の合意や共同作業への意識共有が不可欠である。そこで、本研究では獣害対策として「集落ぐるみの追い払い」を取り上げ、追い払いができる集落とできない集落の住民活力を比較して、実践者と非実践者間の差異も比較し、集落ぐるみの獣害対策と集落の住民活力間の関係性について考察した。三重県の89集落を対象に、アンケート調査を行った。集落ぐるみの追い払いが行える集落はその内8つで、それ以外の集落より集落活動力因子と集落基礎力因子の因子点数が有意に高かった。
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