TL測定対象の拡大のための測定法の確立
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概要
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照射食品の検知法としての熱ルミネッセンス(TL)法では、測定した同一試料に一定線量の再照射をして測定する手法が組み込まれている。これまで再照射用線源として言及されなかったセシウム線源を用いたTL試験の実用化について述べた。自己遮蔽型セシウム137のγ線照射装置の照射野全域の線流分布特性および4。7Gy/hから1。5Gl/hの条件で照射できることを明らかにした。また、TK測定では鉱物質の校正照射および装置温度校正に使用するTLD素子の照射条件を求めた。減衰板を使用し低線量を照射したTLDや校正照射した鉱物質はセシウム137線源とコバルト60宣言でほぼ同等のTL発酵特性を示し、この2つで温度構成試験も同等に行えることが分かった。
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