ロープ挟み込み養殖における部位別ヒジキ種苗の生長と生産量
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概要
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ヒジキのロープ挟み込み養殖に用いる種苗の部位別の生長および生産量について養殖試験を実施した。1 2002年11月、天然群落から付着器ごと採取したヒジキを全藻体区、直立体区、上部藻体区、下部藻体区の4区にわけて養殖ロープに挟み込み、翌年6月まで養殖した。2 藻長は全藻体区が最も長く、ついで直立体区、上部藻体区、下部藻体区の順で、主枝先端のない下部藻体区は他区に比べて有意に短かった。3。養殖ロープ1mあたりの生産量(湿)は全藻体区が9。0kgと最も多く、ついで直立体区7。3kg(全藻体区の81%)、上部藻体区6。7kg(同74%)、下部藻体区5。2kg(同58%)であった。
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