Escherichia coliおよびKlebsiella pneumoniaeによる甚急性乳房炎牛の病態による原因菌の判別と予後評価
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概要
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E。coliおよびK。pneumoniaeによる甚急性乳房炎牛における初診時の臨床所見、急性相蛋白濃度およびサイトカイン濃度からの原因菌の判別および治癒牛と廃用牛における初診時の臨床所見および急性相蛋白と予後との関連を検討した。原因菌病態識別値は、呼吸数40回/分、BUN値19mg/dL、血清および乳清中Hp濃度2000μg/mlであり半別スコアは2以上でK。pneunmoniaeと示された。E。coliの予後判別病態識別値は、総スコア8、BUN値17mg/dL、血清中Hp濃度2000μg/mlおよび乳清中Hp濃度1000μg/mlであり、予後判定スコア2以上、また、K。pneumoniaeの予後判別病態識別値は、総スコア8、BUN値22mg/dL、血清中Hp濃度2030μg/mlおよび乳清中Hp濃度2050μg/mlであり、予後判定スコア3以上で予後不良と示された。E。coliおよびK。pneumoniaeによる甚急性乳房炎の初診時のスコアリングにより原因菌の判別や予後判定が可能であり、治療方針の策定や治療法の選択に有用と考えられた。
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