農村における文化的な景観の保全と創造
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概要
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文化的景観は自然と人為の工夫された関係のうえに成立する景観を意味しており,その意味において,農村の景観は元来,すべて文化的景観の範疇に入るものである。農村においては,農地や林地,水利システムの成り立ち,地形・気象・土壌等の自然条件に即したその分布構成は,自然を読み,利活用しながら生業・生活の成り立つ場になるよう人手によって形成されてきた現れである。利活用をうまく調整しなければ収穫の持続や生活の安定に失敗するリスクもあるから,工夫して調整を重ねた結果,地域ごとの個性が生まれる。
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