丸太を利用した簡易木製構造物の開発
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概要
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木材の土木分野での利用拡大を図るため、各種木製構造物の実用化を検討し、実施施工を行った。木材の接合として多く用いられるボルト接合については、高含水率の生材を用いボルト接合1面せん断及び2面せん断試験を行った結果、構造設計を行う上では調整係数を用いた計算を必ず用いなければならない。丸太併用法枠工における横材の劣化状況をタイプ別にを調査した結果、劣化進行した順番はスギ皮付き材(原木)、ヒノキ皮付き材(原木)、スギ皮無し材(丸棒)、ヒノキ皮無し材(丸棒)で、樹皮のある原木の方が劣化の進行が早いことが認められた。
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