地域で育つ・地域を創る「乳幼児教育におけるESD」-日本の保育における継承と創造を目指して-
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本研究は日本の乳幼児教育におけるESD(Education for Sustainable Development:持続可能な開発のための教育)のあり方を探ることを目的とした。方法は先駆的な事例(理論的サンプリング)を収集し検討を行った。検討のポイントは「ESDと自然環境」「ESDと文化・伝統・人」である。その結果,乳幼児教育におけるESDには,自然,いのち,文化の継承,地域が大きく関与していることが明らかとなった。さらに,この地域の中でESDを展開するためには,それを結ぶ「人」が重要なファクターであることが分かった。The purpose of this study is examine the position of the ESD(Education for Sustainable Development)in theearly in the early childhood education of Japan.Three examples(theoretical sampling)were used to examine"ESD and natural environments","ESD and culture","Tradition and people".This study has clarified that the ESD in the early years is related to the nature, life, culture, and local community.Also, it was found that the talents are the most important to develop the Education for Sustainable Developmentin the local community
- 千葉大学教育学部の論文
- 2014-03-01
千葉大学教育学部 | 論文
- 被援助に対する返報--諸研究の概観と発達研究への展望
- 中学校での学校適応に関する一般型スクリーニング・アセスメントの実践
- 幼児における情動制御の社会的要因と文化的要因--情動の表出制御の状況比較および日米比較
- 幼児の有能感の認知と遂行との関連--幼児楽観性の視点から
- 予防的支援における教師とスクールカウンセラーの役割--教師対象の面接調査の分析から