心肺運動負荷試験における自律神経の経時的変化の特徴:heart rate variability を用いた検討
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概要
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自律神経心拍変動解析心肺運動負荷試験最高酸素摂取量無酸素代謝閾値心肺運動負荷試験での自律神経活動をリアルタイム心拍変動(HRV)解析により経時的に観察した。直線的漸増負荷法(ランプ負荷)での最高酸素摂取量(peakVO2)は交感神経活動の指標であるLF/HF 比と正の相関(R=0.61,p<0.01)を、副交感神経活動の指標であるHF の無酸素代謝閾値(AT:anaerobic threshold)までの総和と負荷終了までの総和の比率は無酸素代謝閾値と正の相関(R=0.57,p<0.01)を示した。この結果は増大する負荷に応じた酸素代謝と最高酸素摂取の調節反応に自律神経が深く関与することを示唆する。
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