「家庭支援論」受講前と受講後の態度変容:映画「誰も知らない」鑑賞後の意見から
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概要
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研究ノート家庭支援論子育て育児放棄社会的責任態度変容本研究は2012年4月から7月にかけておこなった「家庭支援論」において講義開始前に,映画「誰も知らない」を学生に見せ子どもたちのためにどのようにすることが一番大切だったか意見・感想を得た.次に全ての講義終了後,再度,本映画をもとに,同様に意見・感想を求め,学生から講義前後に態度変容がみられたかどうか検討しようとしたものである.その結果,両親の責任について大きく態度変容がみられた.また.近隣の気づきのなさや,あるべき社会の理想像,あるべき母親像と言った規範的側面からの意見が増加した.子育てに係る問題を社会的に理解した証左とも受け取れる.しかし時間的経過による態度変容の効果を排除できず,今後更に研究する必要がある.
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別府大学短期大学部 | 論文
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