黒表紙教科書期における分数の教育実践 : 異分母分数の加法に焦点を当てて
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概要
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算術科の教育方法の変化を捉え、現代的な意義を発見するために、黒表紙教科書が使用された時期の異分母分数の加法を扱った教授案・実践記録を集め、同一教材における教育実践の考察を試みた。そこで明らかになったこととして、大正期に問題解決型の学習の原型ができたこと、抽象的な計算問題であっても文章で課題を出題するようになったこと、まちがいやつまずきを想定した教育実践が生まれたことが明確となった。
- 滋賀大学教育学部の論文
- 2014-03-31
滋賀大学教育学部 | 論文
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