少子化問題に関する調査研究
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概要
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本研究は少子化問題に関する研究を行うため、大学生・会社員の男女(計606名) を対象として質問紙による調査を実施した。質問紙は「就業形態や生活形態」「子育てに関する考え方」「源家族の環境」「子どもとの接触経験」「周囲で話されている子どもについての語り」に関する計63項目から構成された。男性・配偶者有、男性・配偶者無、女性・配偶者有、女性・配偶者無の4群に分類し、χ2検定および残差分析を行った結果、子どもの有無や子どもが欲しい/欲しくないという志向性と各項目との間にいくつかの関連が示された。それらの結果を踏まえ、2006年に少子化社会対策会議において決定された「新しい少子化対策」の内容と関連させながら考察を行った。
- 立正大学心理学研究所の論文
- 2008-03-20
立正大学心理学研究所 | 論文
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