全国学力・学習状況調査の結果にみる中学校数学科の指導上の課題 : 主として「知識」に関する問題点に焦点を当てて
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概要
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全国学力・学習状況調査における「主として『知識』に関する問題」に焦点を当て、中学校数学科における教師の指導と子どもの学習の課題を探った。具体的には、平成19年度から平成24年度までに実施された5回の調査の報告書を分析し、相互に関連付けられて出題されている問題を抽出してその出題頻度を比較することから課題を明らかにした。その結果、「A 数と式」の領域では「~について解く」という表現の理解について、「B 図形」の領域では図形の性質や条件を言葉で表現したものを記号を用いて表すとことや記号で表現したものを言葉を用いて表すことについて、「C 数量関係」の領域では反比例の理解について、それぞれ課題があることが明らかになった。
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