地域社会へ発信する授業の開発とその実践的研究/「構成された光展」をとおして
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概要
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本研究は、デザインとアートを専門とする大学における授業開発の試みである。それは、複数の異なる演習授業やゼミにおいて制作された学生作品を発表するひとつの場をつくりだすことである。演習課題の多くは通常ひとつの授業やゼミの枠組みの中で評価される。本研究では、その枠組みを開く事を考えた。展覧会を開催し演習作品を発表することによって学生個人の作品が広く評価され、また同時に授業やゼミの内容に対する外部評価を受ける。このことによって学生の学習意欲向上と取組む課題の内容が常に新しく更新されて行く状態を継続的につくり出すことが可能となる。また本研究の特徴は、異なる専門分野で共有できるテーマ「構成された光」を設定することによって、全学的な取組みとして展開する可能性にある。これらの成果によって、大学における教育を地域社会へ広く発信することを目指している。This Research is a trial of the class development in the university specialized in a design and the art. It is to create a place announcing the student work produced in plural different practice classes and seminars generally.Many of practice works are usually evaluated in the frame of one class and seminar.In this Research, We thought of opening the frame.The student work is evaluated widely by holding an exhibition and announcing the practice. And also we can receive outside evaluation for the contents of a class and the seminar at the same time.
- 神戸芸術工科大学の論文
- 2011-11-30
神戸芸術工科大学 | 論文
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