母親の養育態度が幼児の睡眠習慣に及ぼす影響
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概要
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母親の養育態度と幼児の睡眠習慣との関連について検討するために,幼児を持つ保護者119名を対象に質問紙調査を実施した。母親の養育スタイルは,4類型(無関心,寛大,権威的,指導的)に分類された。その結果,休日については,起床・就寝時刻とも群間に有意差が認められ,「指導的」群は「無関心」群および「寛大」群に比較し,起床・就寝時刻が早くなっていた。また「無関心」群および「寛大」群は,「指導的」群に比し,平日と休日の就寝時刻の差が大きくなっていた。以上より,母親の養育態度は,幼児の睡眠習慣に影響を及ぼす可能性が示唆された。
- 日本小児保健協会の論文
- 2007-03-30
日本小児保健協会 | 論文
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