行為のプランニングとその実行過程に関する検討
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本研究では、自分の意志に基づく行為に着目し、そのプランニングと実行過程に関する検討を行った。大学生を対象に、これから1週間で「必ずやらなければならないこと」と「できればやりたいこと」に関する調査を実施した。「できればやりたいこと」については、1週間後の追加調査で、その行為を実行した程度についても回答させた。「必ずやらなければならないこと」は外的要因の影響が強い行為であり、「できればやりたいこと」は自分の意志に基づく行為である。分析の結果、自分の意志に基づく行為は、外的要因の影響が強い行為に比べて、「実行が難しく」、「重要ではなく」、「実行への自信がない」と評価されていることが明らかになった。また自分の意志に基づく行為は、改良型と調整型のセルフ・コントロール方略を組み合わせて用いることで、実行されやすくなることが示唆された。
- 尾道大学芸術文化学部の論文
- 2004-03-25
尾道大学芸術文化学部 | 論文
- 小野環《Wind-ow》、《Wind-ow》 場と美術のかかわり--AIR尾道における実践 tina b.プラハ国際現代美術展に参加して
- 阮籍「亢父賦」訳注
- AIR ONOMICHI 2009における実践
- 奥山民枝 油画
- 翻刻『審訓清正実記』(4)