徒手最大固定重量と徒手最大圧迫力の関連
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概要
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本研究では簡便に徒手固定力を評価する方法として徒手圧迫力を測定し,その妥当性について検討した.対象は健常成人20名(男性8名,女性12名)であった. 徒手固定力の測定には膝伸展運動モデルを用い,徒手固定可能な最大重量を求めた.徒手圧迫力は,下腿に見立てた支柱にハンドヘルド・ダイナモメータのセンサー部分を固定し,センサー部を最大努力によって圧迫した際の最大値を記録した. 徒手最大固定重量と徒手最大圧迫力の間には,r=0.93の有意な相関を認めた(p<0.01).徒手最大固定重量と徒手最大圧迫力の平均値は,それぞれ18.6±6.2kgf,17.4±7.2kgfであり,両群間に有意差は認めなかった. 以上のことから,徒手による最大固定重量は徒手最大圧迫力で予測することが可能である.
- 高知リハビリテーション学院の論文
- 2012-03-31
高知リハビリテーション学院 | 論文
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