Myo-Tuing Approachが指床間距離に及ぼす影響
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概要
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本研究の目的は,Myo-Tuing Approachが指床間距離に及ぼす影響を健常者にて検討することである.対象は,健常者22名(男性9名,女性13名),平均年齢21.3歳である.測定は,日をあらため日間(1日目,5日目,9日目)に各3回ずつ行った.5日目の測定では,2回目はMyo-Tuing Approachを実施しながら行い,さらに3回目は実施終了直後に行った.結果,指床間距離の平均値は1,2,3回目の順に,1日目は-0.1cm,0.2cm,0.6cm,5日目は-0.5cm,6.5cm,5.1cm,9日目は0.3cm,1.3cm,1.6cmであった.分散分析と多重比較(Fisher's PLSD)では,各測定日における1回目間,および1日目内と9日目内の3回の間には有意差は認めなかった.しかし,5日目においては,有意差が認められ,1回目に比べ,2回目・3回目が高値を示した.これらの結果より,Myo-Tuing Approachは指床間距離を増大させることが示された.
- 高知リハビリテーション学院の論文
- 2005-03-31
高知リハビリテーション学院 | 論文
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