終末期がん患者の危機について考える
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概要
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終末期には,患者の状態は急激に悪化することが多い。今回,ぎりぎりの状態まで在宅で過ごし,自分の希望で入院したが,精神的に混乱し,危機状態に陥った患者の看護を経験した。この患者の看護を振り返り,アグィレラの危機問題解決モデルを用いて危機の分析をおこない,危機介入について検討した。その結果,外来では終末期のがん患者・家族への関わりとして,看護介入が必要な患者を早めにキャッチする,看護師から声をかける,思いを表出できるように関わることが必要であることがわかった。
- 信州大学医学部附属病院看護部の論文
信州大学医学部附属病院看護部 | 論文
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