日本と香港をつなぐヴァーチャル教室の映画批評交換--異文化理解における映画の効果と外国人留学生の役割
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概要
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小論は、豊橋技術科学大学の大学生と香港理工大学の日本語学習者による、日本語電子メール交換授業の実践報告である。参加者に興味のない話題やデリケートなトピックでは議論が深まらないという従来の問題点を克服するため、映画批評を取り入れた。また、日本人と非日本人との二極化を避ける目的で、留学生を参加させた。その結果、映画が緩衝材として機能し、留学生の存在が客観的・多文化的視座と日本語スピーチ・コミュニティーの形成を実感させる成果をおさめた。
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