自然環境下における各種中断面部材のクリープ
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概要
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スギとベイマツの製材、及びスギ集成材を供試してクリープ試験を実施している(寸法は10。5×24。0×400cm)。現在までに、(1)生材では、繊維飽和点に達した時点から気乾状態に到達するまでの含水率減少過程で、脱湿時の著しいメカノソープティブ変形が生じること、(2)この現象は、主として部材表面付近の含水率減少に依存すること、(3)含水率が気乾状態の部材に対するクリープ曲線の予測式としては、Power則の適合性が高いこと、(4)含水率が繊維飽和点前後の部材に対するクリープ曲線の予測式としては、log t則の適用可能性があること、(5)集成材の負荷50年後のクリープ変位は、概ね初期の2倍と考えればよいことなどが分かった。
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