大豆の物理的搾油残渣「大豆圧搾ミール」の特性と食品への利活用(2)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
大豆を物理的な圧搾方法(大豆の温度を50℃以下に調節)で搾油した際の残渣である「大豆圧搾ミール」の粉末を,グルテンを使用しない米粉パン(以下,「グルテンフリー米粉パン」と記す。)に米粉の5~20%の範囲で置換して配合することにより,パンの「きめ」と「膨らみ」が安定する効果や,「硬化」を防止する効果が認められた。このことにより,大豆由来の素材である特徴を活かしながら,大豆粉を配合した場合に比べ低脂質のグルテンフリー米粉パンを作製することが可能であることを示した。
- 2012-03-00
著者
関連論文
- エダマメ莢剥き機による衛生的な莢剥き条件と剥き豆の加工利用技術の開発
- エダマメ莢剥き機による剥き豆作業性と品質に及ぼす収穫時期,ブランチング,冷凍保存処理の影響
- エダマメ加工を省力化する自動莢剥き機の開発と剥き豆調製技術
- 大豆を圧搾搾油した残渣「大豆圧搾ミール」の性状と豆乳の調製
- 大豆圧搾ミールを原料とする乳酸発酵食品(ヨーグルト様食品)に適した乳酸菌の選択と免疫賦活活性の検討
- 大豆の物理的搾油残渣「大豆圧搾ミール」の特性と食品への利活用(第2報)大豆圧搾ミールを活用したグルテンフリー米粉パンの改良
- 大豆の物理的搾油残渣「大豆圧搾ミール」の特性と食品への利活用(第1報)特性と豆乳,乳酸菌発酵食品への利活用
- 大豆の物理的搾油残渣「大豆圧搾ミール」の特性と食品への利活用(1)
- 大豆の物理的搾油残渣「大豆圧搾ミール」の特性と食品への利活用(2)