農業者の不在地主への対応と今後の課題
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概要
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農地の荒廃は着実に進行している。特に,土地持ち非農家が所有する耕作放棄地は18。2万ha(46。0%)に達しており,農業との関わりの無い者が所有する農地の荒廃が顕著となっている。さらに,近年,農地の所在地区に居住していない,いわゆる不在地主の存在が,将来的な農地の利用調整及び活用に悪影響をもたらすことが懸念されている。このため,山口県内において,不在地主から農地を借受ける農業者を対象としたアンケート調査をもとに,農業者の不在地主及び不在地主が所有する農地に対する意識を明らかにする。そのうえで,これら農地をどのような農業者が耕作管理しているのかを示すとともに,今後の円滑な農地の管理を行う上での課題整理を行った。
- 富民協会の論文
- 2012-06-00
富民協会 | 論文
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