リファイナーを用いた丸ごとすり身の製造技術開発
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概要
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石巻魚市場に水揚げされたカタクチイワシを原料として,安価な加工機器を用いた丸ごとすり身の製造工程を精査するとともに,他魚種への応用を検討した。1)チョッパーやリファイナーを用いることで,より安価で普及率の高い機器を使った丸ごとすり身の製造工程をほぼ確立することができたが,脱水工程について一部課題が残った。2)丸ごとすり身を用いた試作品を練り製品製造企業に示し,アンケートを実施したところ,多少の工夫は必要であるが,概ね商品化可能であるとの声が多かった。3)丸ごとすり身の工程は,魚種ごとに工程を徴調整する必要はあるが,小型のシログチ,ニギス,サバにも概ね応用可能であった。
- 宮城県水産研究開発センターの論文
- 2012-03-00
宮城県水産研究開発センター | 論文
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