和歌山県太地湾の定置網で漁獲された魚類
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
和歌山県東牟婁郡太地町太地湾は湾口から湾内は黒潮の影響を強く受け四季を通じて多様な魚種の出現が見られ,三重県側の出現種との関連性が強く窺わせる。定置網漁で漁獲される魚種は,季節の変化と共に移動する回遊魚や沿岸性で定置網設置周辺部に生息しているものが、その主体を成すものと思われる。このため漁獲物の出現種数や量が漁況・海況など環境の変動を直接示すものと思われる。従って,周年に渡る漁獲物調査を持続することにより、定置網設置海域における魚種の多様性,季節的変動さらに温暖化で代表される環境変動を把握できるものと示唆される。
- 近畿大学農学部の論文
- 2012-03-00
近畿大学農学部 | 論文
- シイタケ菌二次菌糸プロトプラストの調製と細胞壁再生のための条件〔英文〕 (きのこ特集)
- 健常人の梅酒飲用一年間とその後6ヶ月の血圧と血清脂質の変化
- Application of NaLA, a Fishing Net Configuration and Loading Analysis System, to tuna net-cage (Special Issue: Proceedings of the 21st Century COE International Symposium on Stock Enhancement and Aquaculture Technology) -- (Poster session)
- 新しい食品素材としてのオオムギ穀粒の精粒および製粉〔英文〕
- コイCyprinus carpioの飼育における水質と藻類増殖に及ぼす生菌剤添加給餌の影響