豚繁殖・呼吸障害症候群(PRRS)の現状と診断法の実際
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概要
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豚繁殖・呼吸障害症候群(Porcine Reproductive and Respiratory Syndrome:PRRS)の原因ウイルスは、1991年にオランダで初めて分離・同定され、1992年には米国でも分離された。当初これらは異なる二種のウイルスと考えられていたが、その後の遺伝子解析により共にPRRSウイルス(PRRSV)とされ、遺伝子型としてそれぞれ欧州型と北米型に分類されるに至った。PRRSVは約15。1~15。4kbのプラス一本鎖RNAをゲノムとして有し、高頻度に遺伝子変異を生じることが知られている。本稿では、近年のPRRS流行状況等を概説した上で、各種診断法の実際について記載する。
- 日本豚病研究会の論文
- 2012-02-00
日本豚病研究会 | 論文
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